スピリチュアル社会起業家を過激に応援する

自分の「使命」を見出す

ステップ1

この人生において、あなたが一番活躍できた場面はどんな状態だったでしょう。

それはいつ、どこで、どんなことをしていた時でしょうか。

このように自分に問い掛けてみてください。

「活躍」というコトバがシックリ来なければ、「貢献できた」「感謝された」「嬉しかった」というコトバに変えても構いません。

自分の命が最も燃え上がった瞬間、と捉えても良いでしょう。

もちろん一つだけに限定する必要はありません。

自分の人生を見詰めて、いくつかの事例を探してみてください。

ステップ2

その状況が浮かんできたら、その状況、その行為を分析して、自分が最も人に役に立つ機能を特定します。

例えば、ある男性は、15年程前に大手商社のサラリーマンで、問屋回りのルートセールスを担当していた頃のことを思い出しました。

その時の貢献できた状況を分析すると「世話をする」という機能によって彼の良さが発揮されたと考えられました。

ステップ3

自分が「この機能を主力の貢献する回路として持っている商品である」としたら、一体どんな分野で、どんな場面で、どんな人と関わることで、自分の機能を生かすことができるでしょうか。

思いつくままで結構です。

出来るだけ多くの選択肢を出すことで、煮詰まることが可能となります。

実現できるかどうか、実際にやってみたらできないのではないか、と言ったことはできるだけ気にせずに、書き出してください。

ステップ4

その書き出した選択肢を何度か自分の中で味わってみて下さい。

その中で「私がやらなければ誰がやる」と言うコトバが違和感なくつぶやける行為や仕事、企画等があるでしょうか。

もしそうであれば、それが現在のあなたにとって、最も有効な命の使い道、即ち「使命」

であるかもしれません。

感想 本山良子(仮名 看護師 25歳)

【ステップ1】

 看護師学校の学生だった頃、在宅で寝たきりになって家族の介護を受けているおばあさんのところに通っていた。病状が悪化して緊急入院し、それまでコツコツ訓練してやっと改善がみられていた機能回復への希望が一気に崩れ去ったとき、病院で彼女に会い「生きてさえいれば何かできることがある」と励ましたこと。その言葉を発した途端、自分ではないような強いエネルギーがそこに起こって体中があつくなった。

 

 飼っている犬が不治の病にかかり死にかけた時、毎日往復3時間かけて横浜の獣医師のもとへ通ったことがある。ほとんど絶望的な状況で、自分は「愛する者の死に立つ会う覚悟」を決めて、その臨終が幸福感に満ちたものになるよう配慮することに強い使命感を感じた。

 

【ステップ2】

「世話をする」という機能がある。特にひっ迫した状況であるほど燃えるらしい。さらに「回復させる」という機能が加わると精神性が深まる傾向がある。

 

【ステップ3】

・医療現場でのリハビリ治療在宅ケア(寝たきり患者への訪問治療、主に機能回復訓練などを行う)

・ホスピスハウスやリハビリセンターなど老人や難病の患者が介護されながら治療をうける滞在型あるいは通所型の医療介護施設

 

【ステップ4】

 イメージする職種の仕事内容から、単独の活動では患者に対して十分なケアが行えないと感じられる。もしこれを実現するのなら、今後は医師も含めた複数の医療スタッフとチームを組むことが可能な状況に自分を変えていく必要があるのかもしれない。

 

【エクササイズを終えて】

 私にとってなかなか強烈なエクササイズでした。

 自分の燃え上がった瞬間を思い出す場面で、何度も自意識が大きくなるのを感じました。同時にそれを抑え込もうとする衝動が起こって来ました。途中で何度かやめたくなりました。

 あえてそれに逆らわないで、ひたすら続けることに集中していたら、だんだん消えていきました。「自分の情熱をもみ消そうとしているのは自分自身なのかもしれない」と尾も追いました。

 作業によって、自分の破壊的なパターンを超える手がかりが得られたように思います。

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